トンネル用語集 設備維持管理
緩和照明 / かんわしょうめい トンネル用語集 設備維持管理
項目 | かんわしょうめい/緩和照明 |
英語 | adaptation lighting |
独語 | Adaptationsbeleuchtung |
仏語 | clairage adaptable |
意味 | 緩和照明とは、道路トンネルの出入口で、明るさ(輝度)の急激な変化に対して、運転者の目の暗順応の遅れと、輝度の差による識別能力の低下による危険をなくすため、輝度が徐々に変化するように、配置した照明であり、入口に設けられるものを入口照明、出口に設けられるものを出口照明という。夜間はトンネル外の明り区間に緩和照明を設ける。入口照明は図のような構造をもち、それぞれの照度は野外輝度、設計速度、トンネル延長により表のように設定される。昼間の出口照明は、出口部野外輝度の1/10の照度で延長約70m区間に設置することが原則となっている。夜間の出口照明は接続部の道路照明により表のように設けることとしている。 |